マインドフルネスの知識

マインドフルネスが批判されることがあるのはなぜ?

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さまざまな効果が期待されると評判のマインドフルネス。

すでに実践されている方、企業研修として取り入れている会社も多く、心と体に理想的な結果を実感できたという感想も耳にします。

またその一方でメディアに取り上げられたことにより、批判の声が上がっているのも事実。

今回はマインドフルネスが批判される原因についてご紹介します。

マインドフルネスとは?

マインドフルネスとは「今、ここ、この瞬間」を意識することにより、その時に必要で理想的な感情、思想、行動を認識することです。

過去の失敗にとらわれず、未来の不安に足を引っ張られないように、まずは不安や心配事を一旦リセット。

現実をありのままに受け止めることで、集中力や行動力がアップします。

マインドフルネス瞑想や呼吸法によりストレスを緩和し、穏やかな気持ちを保つことが徐々にできるのでリラックス効果も。

不眠症が改善されたり、睡眠の質がよくなり、睡眠の質がよくなれば血流もよくなり、便秘解消やダイエットにも効果できます。

またうつ病や心的外傷後ストレス障害、パニック障害などの治療にも取り入れられています。

マインドフルネスが批判される理由

マインドフルネスが批判される理由としては、「マインドフルネスに頼りすぎる」ことがあげられます。

マインドフルネス瞑想を行うことで得られる効果は大きいので、長時間続ける人が増加。

座りすぎることで運動不足となり「禅病(ぜんびょう)」と呼ばれる病気にかかる可能性が高くなります。

実のところ長時間座り続けるのは危険で、体にかなりの負担がかかります。

座り続けると脚の筋肉をほとんど動かさないため、「第二の心臓」と言われるふくらはぎの活動が止まるのが原因。

ふくらはぎを動かさないことは、下半身に下りた血液を心臓に戻す働きが停止し、全身に酸素や栄養を送ることができず体調不良に。

理由は血流が止まると血がドロドロの状態となり、血の塊の血栓ができやすくなるためです。

血栓はそれだけでもガン等の病気になる原因、また血栓が血管に詰まった場合は脳梗塞などを引き起こすことも。

日本人成人の椅子に座っている時間は世界一長いと言われており、さらに瞑想の時間で座る時間が増えることは危険です。

1時間に1度は椅子から立ち上がり、体を動かすなどの工夫が必要。また日々軽い運動やウォーキングをすることで解決できます。

魔境とは?

マインドフルネスといえば、必ず話題となるのが「魔境」です。

禅の世界で使われること言葉で「幻覚」や「妄想」を表し、ネガティブな感覚を体験したことを意味します。

日本だけでなく海外でも「makyo」とマインドフルネス用語として使われるほど。

瞑想を深めていくと、現実世界では体験したことのないような感覚を実感することが多数報告されています。

今のところ「魔境」の現象は科学的に詳しく証明されておらず、エビデンスは少なくサンプルを集めているのが現状です。

魔境を経験しやすい理由は3つあり、「瞑想の回数が多い」「内観することに集中しすぎる」「瞑想を長時間行う」。

マインドフルネスに依存しすぎる傾向の方に多く見られるようです。

恐怖感や嫌悪感を感じた時は瞑想を中断することが重要です。

また心が乱れた状態で瞑想を始めることは避けたほうがよいでしょう。

長時間の瞑想を希望される場合は、我流で行うのではなく信頼できる先生や専門家から習うことをおすすめします。

マインドフルネスの期待できる効果

●コルチゾールの減少

コルチゾールとは「ストレスホルモン」と言われ、ストレスを感じると多く分泌されます。

長期にわたって過剰分泌されると脳の海馬を萎縮させて記憶力を低下させます。

マインドフルネス瞑想や呼吸法を使うことでリラックスすればコルチゾールの分泌が減りストレスを軽減してくれると言えます。

●海馬の活性

海馬は記憶を司る「記憶の箱」のようなものです。

マインドフルネス瞑想や呼吸法を使うことでその記憶の箱が大きくなる効果があり記憶力が増します。

逆に記憶の箱が小さくなるとアルツハイマーなどの病気の原因に。

「引用」

ハーバード大学の研究によると、毎日定期的に約30分のマインドフルネスを8週間実践した人たちは、学習や記憶に関わる「海馬」の灰白質(かいはくしつ)が5%増大し、情動に関わる「扁桃体」は5%減少していました。

脳パフォーマンスがあがるマインドフルネス瞑想法
著者: 吉田昌生

●扁桃体を落ち着かせる

ストレスは脳にある「扁桃体」が反応して、ストレス反応を起こします。

瞑想によって5%減少するため扁桃体が落ち着き、ストレスの指令が少なく、リラックスできる効果が期待できます。

まとめ

今回はマインドフルネスが批判される理由と、マインドフルネスの効果についてご紹介しました。

人々の注目を集めることは批判がつきものであり、効果がある事項に関しては避けられない問題と言えます。

研究による良好な効果に関しても多くのエビデンスがあるので、気になる方は是非チェックを。

マインドフルネスを取り入れ、あなたの毎日をより理想的過ごすことをおすすめします。

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