脳のリフレッシュ方法とも言えるマインドフルネスをご存知ですか?
最近、TVなどで取り上げられる事もあり、知ってる方も多いと思います。
その一つの方法として、ジャーナリングというものがあります。
これは書くマインドフルネスと言われるそうですが、そのやり方や効果、書籍などについても調べてみました。
マインドフルネスのジャーナリングとは?
マインドフルネスは、瞑想の事だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、やり方としては色々な方法があるのです。
その一つのプログラムとして、ジャーナリングというものがあります。
これは、「書く」という事を通して、内面をありのままに見つめ、そのままを観察するうちに、あるがままを受け入れる事ができるようになってくるものです。
そしてこれは、スマホやパソコンなどを使うのではなくて、あくまでも手書きがおススメです。
なぜなら、手書きの場合と、キーボード等を使う場合とでは、脳が活動する部分が違い、手書きの方が、脳を活性化させるからなのだそうです。
マインドフルネスのジャーナリングのやり方
やり方は、まずノートでもスケッチブックでもかまいませんので、書きやすい紙と、濃い目の鉛筆とか、書きやすいペンなどを用意します。
そして、時間を決めて、例えば5分でも3分でも、その一定時間内に、手書きで、ただ思いついた事を書き続ければ良いのです。
何も考えずに、事実や気持ちを脚色せず、あるがままにただ書いてみましょう。
文章や文字の間違いなどは気にせずに、人に見せる訳ではありませんから、読み返したりもせずに良いので、リラックスして書いてみましょう。
そして、決まった時間までは、とにかく書き続けます。
同じコトバを繰り返しても大丈夫ですし、マイナスな事、嫌な事が出てもそのまま書きます。
何も思いつかなければ、思いつかない、とそのまま書きます。
とにかく、ただ、書くことに集中して、自分の内側を吐き出し、書き続ければ良いのです。
マインドフルネスのジャーナリングの効果
書き出してみることで、自分の中で何かつかえていたものが軽くなったり、ひっかかる原因に気付いたりします。
何か新しい思い付きがあったり、思い出したりする事もあります。
心の中の整理にもなります。
そして、アメリカでの実験では、失業中の人、毎日20分5日間のジャーナリングをやったチームとやらなかったチームとでその後の就職率が40%も高かったり、学生たちに何日か15分間書いてもらって血行がよくなったり、成績が上ったりの効果もあったそうです。
ただただ、一定時間、書き続けるという事だけで、幸せ度が高まるという効果が出ています。
マインドフルネスのジャーナリングのおすすめの書籍
・「手で描くことが知性を引き出す 心を整え、思考を解き放つ新習慣「ジャーナリング」入門」(吉田典生 著)
ジャーナリングという事がどういうことかもよくわかり、書きやすいように、ジャーナリングに有効なお題も沢山用意されています。
マインドフルネスの中でも、書く瞑想であるジャーナリングを中心に設計してある本なので、毎日習慣化するためには、とてもおすすめの本です。
こちらは文字通りのスケジュール手帳として使用できる本ですが、マインドフルネスのヒントの言葉も書かれています。
マインドフルネスの解説は9ページほどなので、詳しい解説を読みたい人には向きませんが、マインドフルネスジャーナリングを習慣として続けるには良いのではと思われます。
まとめ
マインドフルネスジャーナリングというのは、書くことだけに集中する、書くマインドフルネスです。
手書きで、ただ思いつくままに書き続けることで、色々気づきがあったり、スッキリできたりします。
毎日続ける事のできるお題なども載ってる本も紹介しました。
瞑想のマインドフルネスはハードルが高いな、と思われる方でも、書くことで出来るマインドフルネスはとっつきやすいかもしれません。
ぜひ、何度か試してみる事をおすすめします。