マインドフルネスは、テレビで特集が組まれてたりして、日本にも浸透して来ました。マインドフルネスに関する出版物も増えて来ました。ここで紹介したい書籍は「マインドフルネス 気づきの瞑想」です。マインドフルネスの入門書ですが分かり易いと評価の高い書籍です。
そんなマインドフルネス気づきの瞑想について調べていきます。
「マインドフルネス気づきの瞑想」の内容
マインドフルネスは自分の体や心の状態を客感的にみて、今の自分の思いを知る事です。
今この瞬間の自分自身の身体や気持ちの状態に気づける心のあり方です。
マインドフルネスは、ストレスなどの心の問題から問題から解放される効果があると医療や教育の場でも活用されています。
書籍「マインドフルネス気づきの瞑想」は、気づきの瞑想であるヴィパッサナーの実践方法なども紹介されています。
発売日:2012年8月30日
著者:バンテ・H・グナラタナ
訳者:出村 佳子
本文377ページ
この「マインドフルネス〜気づきの瞑想」は、「マインドフルネス」=「気づき」という意味で、ヴィパッサナー瞑想(気づきの瞑想)について書かれています。
ヴィパッサナー瞑想(気づきの瞑想)は、古くから世界で行われている瞑想の一つで、ヴィパッサナー瞑想の最良の入門書になっているのが「マインドフルネス〜気づきの瞑想」です。
マインドフルネス実践入門書として、出版以来20年以上、米国では読みつがれています。世界15ヶ国で翻訳されているロングセラー作品になっています。
この本は2011年に再販されて発行された最新エディションの日本語版です。
著者のバンテ・ヘーネポラ・グナラタナ氏は、スリランカ出身のテーラワーダ仏教のお坊さんです。テーラワーダ仏教は、主にスリランカ、タイ、ミャンマーなどで大きな影響力を持っている仏教になります。
バンテ・ヘーネポラ・グナラタナ氏は、1973年から1988年までアメリカ大学で仏教僧を努めていて、アメリカ大学で哲学博士号を取得しています。
訳者の出村佳子さんは石川県生まれで、専修大学を卒業後は、日本語の教育に従事しながら翻訳を手がけています。「マインドフルネス〜気づきの瞑想」の日本語もとても読みやすいと訳者の評価も高いです。
目次
第一章 なぜ、わざわざヴィパッサナー瞑想をするのか?
第二章 ヴィパッサナー瞑想ではないもの
第三章 ヴィパッサナー瞑想とは
第四章 心の姿勢
第五章 実践
第六章 身体で何をするか
第七章 心で何をするか
第八章 いつ、どこで、どのくらい実践するか
第九章 ヴィパッサナーを始める前に
第十章 問題に対処する
第十一章 心の散乱に対処する1
第十二章 心の散乱に対処する2
第十三章 気づき
第十四章 気づきと集中力
第十五章 日常生活における気づき
第十六章 気づきから得られるもの
おわりに 慈しみの力
ヴィパッサナー瞑想の基本的な考え方から実践まで全部ひとつ残らず完璧に一から十まで解析されています。仏教を一切知らない人にもわかるような言葉で書かれています。
マインドフルネスの入門書として最適な1冊になっています。
書籍「マインドフルネス気づきの瞑想」の評判
『呼吸による癒し』の著者であるラリー・ローゼンバーグや、マサチューセッツ大学医学部名誉教授のジョン・カバット・ジンなど瞑想指導者や医師や実践者などたくさんの人が絶賛している書籍になります。
アマゾンなどのコメントを見てみましょう。
アマゾンのレビューで4.7と高い評価を得ています。多くの人が「マインドフルネス気づきの瞑想」を購入する前に、レビューを参考にしている事がわかります。レビューが役に立ったと評価している人が多いです。
多くの人が、この本を購入して正解だったと満足しています。とてもわかりやすくためになるすばらしい本と絶賛している人が多いです。
また、ヴィパッサナー瞑想やマインドフルネスに興味がある人にはオススメの本と言えます。
また、翻訳が分かりやすくて、理解しやすく読めたというコメントが多いです。いろいろな書籍が出版されているが、ほとんどの事に回答してくれているので、瞑想に関してはこの本一冊でも十分と満足しているコメントがあります。
分かりやすい言葉で書いてあるので、読みやすく内容も深いと感じる人が多くいます。
マインドフルネスをどのように実践すればいいのか非常に細かくて書かれていて、1人で瞑想を始めるにはこれ以上ない指導書と感じている人もいます。
自分が何をやっているか観察することに興味のある方はこの本を読んで理解を深めて見ましょう。
いかがでしたか。「マインドフルネス気づきの瞑想」について書いてきました。ほとんど知識がなくとも読み易い表現のようなので、気になった人は一度手にして見てはいかがでしょうか。