その日の心の疲れを、その日のうちに解決出来る瞑想。
誰でも気軽にできるため、瞑想の人気は高まりネットや本でも多く取り上げられています。
また瞑想は医学的には第三世代の認知行動療法として注目されています。
ただ瞑想をスタートしたものの、瞑想状態がわからないという方もいるのではないでしょうか?
そもそも「瞑想状態」がどのようなものか知らない方も。
今回は瞑想に集中できない方や、さらに深い瞑想状態に入るコツなどをご紹介します。
今後の参考になさってください。
瞑想状態とはどんな感覚か
瞑想状態といっても人それぞれあり、正解などはありません。
また瞑想状態に入れないからといって焦りを感じる必要もないのです。
ご自分の心をリラックスさせ、本来の力を発揮できるために行うものです。
瞑想状態の例を挙げると
・体の感覚がなくなる
・光が見える(おもに白ですが、人によって金や青など様々)
・見たことのない景色が見える
・宇宙に飛んだような感覚になる
・寝ているのか起きているのかわからない
など、どれも抽象的。
共通して言えることは「体の感覚がなくなる」というものが多いです。
体が軽くなって、幸せな気分になり、自由な感覚を得るとも言えます。
瞑想状態に入りやすい人
瞑想は思考をリセットし「無」に近づけることでもあります。
論理的、理性的でものごとを考えている人は瞑想状態に入りにくい傾向にあります。
また、疑い深い人や、瞑想にネガティブな感情がある方も。
瞑想状態に入りやすいのは、動物的・感覚的にものごとを考える人です。
論理的な人でも瞑想で得られる効果を期待し、興味を持つことで入りやすくなると言えます。
瞑想状態に入るコツ
①軽く疲れておく
日中は仕事や家事に追われ雑念が湧き上がり、集中しづらい状態。
軽く運動したり軽く疲れた状態だと、雑念が起こりにくく脳が休みたがる傾向にあります。
体にも余計な力が入らないので、瞑想には向いていると言えます。
ストレッチやウォーキングなどを行った後も効果が上がるでしょう。
②腹式呼吸をしやすい状態
瞑想では腹式呼吸を行うため、鼻呼吸はとても大切です。
口呼吸でも瞑想には入れますが、集中が途切れる傾向に。
普段から腹式呼吸を意識することで、自律神経も整い瞑想状態に入りやすくなると言えます。
瞑想状態に入る方法
①静かな環境
一人になれる静かな環境を整えましょう。
雑音が入りにくく、明るすぎない場所や時間帯を選ぶことが大切です。
家族に協力してもらい、瞑想時間は静かにして欲しいと伝えましょう。
静かな環境を確保が難しい場合は、アイテムを使うとよいでしょう。
どこでも瞑想できることで、ストレスを減らせることもできます。
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②30分間行う
短い時間では瞑想状態に入れないまま終わる傾向に。
最初は瞑想を習慣にすることが大切ですが、慣れてきたら30分チャレンジ。
長く感じるかもしれませんが、徐々に瞑想状態に入りやすくなります。
集中できる音楽などを用意し、できるだけリラックスできる状態を作りましょう。
③瞑想状態を期待しすぎない
瞑想状態に入りたいと力が入ったり、期待しすぎることは逆効果になります。
焦りがあることによって、瞑想状態から遠ざかっています。
執着することと瞑想状態は真逆に位置するからというのがその理由。
「瞑想状態にならなくてもいい」とリラックスした時に効果が得られやすくなります。
④自分に許可を出す
瞑想は思考パターンやメンタルの状態で左右されます。
「どうせ今日も無理」と思ってしまうと、体が緊張状態になり効果が得られません。
瞑想状態に入ることに許可を出すことも大切です。
許可を出すという意識にフォーカスして、少しずつ心をほぐしていきましょう。
瞑想状態の効果
①疲れにくくなる
瞑想状態を得ることで、「無」という心を掴め、雑念が気にならなくなります。
思考による疲れもなくなり、集中して短時間で仕事を終えられ体の疲れも軽減。
②ポジティブに行動できる
雑念に邪魔されることがないので、本来の自分で自由に動くことができます。
また常にポジティブなため、人間関係もよくなり行動しやすくなります。
③願望が実現する
失敗することを恐れなくなるため、行動力がアップするため願望が実現しやすくなります。
また人間関係が向上するので、協力してくれる人も多くなり早く結果を得やすくもなります。
④健康的になる
ストレスなく眠れるため睡眠の質もよく体調が整います。
また血行がよくなり免疫力もアップ、健康的な体を作ることができます。
まとめ
今回は瞑想状態と、その入り方や効果について解説しました。
瞑想を習慣することと時間を少しずつ長くすることで、より瞑想状態に入りやすくなると言えます。
瞑想状態に入れないからと力まず、まずは「無」の状態を意識することが大切。
継続することで理想の瞑想状態が得られるようになるでしょう。