マインドフルネスの有名人

熊野宏昭さんが提唱するマインドフルネスとは?

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「マインドフルネス」という言葉、最近耳にすることが多くなりましたね。

英語で表記される「mindfulness」、元はパーリ語のサティを翻訳したもので、「注意深さ」「気がづく」「心にとどる」などと訳されます。

これは、仏教における重要な要素である「念」に価します。

今、このマインドフルネスがビジネス界やスポーツ界また医療現場などでも重宝され、その効果に期待が集まっています。

「NHKのためしてガッテン」や、「世界一受けたい授業」などのテレビ番組で取りあげられたことも記憶に新しいですね。

NHKの健康チャンネルや、NHKスペシャルにて「マインドフルネス入門」をご紹介していたのが今回ご紹介する熊野宏昭さんです。

熊野宏昭さんとは?

東京大学心療内科医員、東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野助手、東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学(東京大学心療内科)助教授・准教授を経て、2009年4月から早稲田大学人間科学学術院教授、同11月に新規設立された早稲田大学応用脳科学研究所所長に着任。

2016年9月より早稲田大学人間科学学術院副学術院長・人間総合研究センター所長を兼任。

日本認知・行動療法学会前理事長、日本不安障害学会副理事長、日本マインドフルネス学会副理事長、日本心身医学会評議員、他。

マインドフルネスやアクセプタンスなどの技法を含む「新世代の認知・行動療法」について、特に医療場面で短期間で大きな効果を上げることを目指した研究を行っている。

臨床面では、早稲田大学人間科学学術院心理相談室において相談及び相談補助員の指導に当たるとともに、綾瀬駅前診療所・赤坂クリニック・新座すずのきクリニックにおいて、心理士と協力しながら、パニック障害、軽症うつ病、摂食障害、心身症などを対象に、薬物療法や面接治療に加え、認知・行動療法、アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)、マインドフルネスなどの行動医学的技法を用いている。

熊野宏昭さんのマインドフルネスとは?

マインドフルネスとは簡単にいうと、「自分を観察する方法」、あるいは「今この瞬間に、心を向ける方法」だといいます。

ストレス社会を生きる私たちは過去のことを悔やんだり、未来のことを心配したりしがちですね。

気がつくと、実際は起こっていない余計な妄想で頭の中がいっぱいの状態になっています。

こうなってしまうのは、「頭の中で考えた世界」と「現実」を一緒にしてしまっている、「心ここにあらず」の状態になりがちです。

そこから一歩外に出て、「今」だけを感じられるようになれば、気持ちがスッと楽になります。

さらにこの状態をいつも作り出すことができるようになれば、余計な考えにとらわれなくなり、心が安定してくるのです。

これを目指すプロセスが「マインドフルネスと瞑想」だと説いています。

熊野宏昭さんが伝えているポイントは以下の2点。

・呼吸をコントロールしない。

深く吸って吐きたいときは深い呼吸をし、浅く吸って吐きたいときは浅くてもよく、その時の体調や感情にあった呼吸をする。

・雑念は出てもかまわない。

集中すると雑念はでてくるものなので、考えないようにするのではなく、雑念が出てきたことに気付き、心のなかで自分に合図を送るラベリング(雑念がでたことを感じ、戻りますと心で唱えてから呼吸に集中を戻すこと)をする。

これを繰り返すことで、徐々に雑念が減ってくる。

熊野宏昭さんの書籍

「実践!マインドフルネス―今この瞬間に気づき青空を感じるレッスン[注意訓練CD付] 」
2016年1月に東京マインドフルネスセンターで開催したワークショップ「青空を感じる練習」を再構成した内容。

分かりやすく、本格的な実践向きのマインドフルネス入門書です。

・マインドフルネスの定義とは?
・マインドフルネスはどうやって実践する?
・臨床の現場での研究は?
・マインドフルネスはどこから来た?
・効果的なマインドフルネスの実践方法は?
これらの疑問が、本書を通して読むことで、理解できるようになります。

また的確な実践方法で、マインドフルネスの使い方がしっかりと身につきます。

ストレスに負けない! 心のストレッチ はじめてのマインドフルネス (NHKまる得マガジン)

過去の後悔、未来への不安は脇に置き、「今、ここ」だけに注意を向ける心のあり方がマインドフルネスだと解説。

集中力を高め、視野を広げるなどの効果がある「マインドフルネス瞑想」を中心にストレスと上手に付き合う方法を紹介しています。

比較的イラストが多めで、文字数は少ないので大変読みやすいですね。

「キラーストレス」から心と体を守る! マインドフルネス&コーピング実践CDブック

NHKスペシャル「キラーストレス」をベースにしたストレスの予防改善のためのCD付ワークブック。

番組では日々のストレスがさまざまな心と体の病気を引き起こし、多くの命を奪う詳細なメカニズムが明らかになったと紹介。

そんな心と体をむしばむストレスを警告の意味を込め、「キラーストレス」と名付け、本書では「キラーストレス」から自分の心や体を守るための2つの方法が紹介されています。

その2つが「マインドフルネス」と「コーピング」(言葉や行動を書きだしてストレスの悪循環から抜け出すこと)です。

まとめ

「マインドフルネス」そして「キラーストレス」第一人者として有名になった熊野宏昭さんをご紹介してきました。

マインドフルネスを医療現場の技法として研究・実践されている方なので、心療内科や精神科に通われている方や、うつ病・パニック症などで苦しんでいる方にも関連書籍はおススメです。

ぜひ、この機会にマインドフルネスに触れてみてください。

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