「自分の身に今起きていることに意識を集中させて、自分の感情・思考・感覚を冷静に認識して、現実を受け入れること。」
「あるがままの状況を受け入れることによって、物事の本質を知ることが出来、様々な効果が期待される。」
これが今注目される「マインドフルネス」です。
プロセスの手法として呼吸法を意識した瞑想が用いられています。
アップル社創始者の一人であるスティーブ・ジョブスが瞑想実践者であったことは有名ですが、同じく世界的大企業であるインテル社やyahoo!社、そしてマイクロソフト社では社員教育の一環としてこの「マインドフルネス」を取り入れるようになりました。
マインドフルネスを取り入れたヨガスタジオやリラクゼーションサロン、また関連アプリや特集を組んだテレビ番組なども最近よく目にしますよね。
そんな中、今回はおススメの関連書籍である「マインドフルネスの教科書 この1冊ですべてがわかる!」をご紹介します。
著者と本の紹介
著者である藤井英雄は、1957年神戸で生まれ、1982年鹿児島大学医学部を卒業し、2011年に心のトリセツ研究所を設立しました。
40年の瞑想歴と25年以上におよぶマインドフルネス瞑想の実践から日常生活のなかで手軽にマインドフルネスを習得できる方法を提案しています。
多くの人のネガティブ思考による悩みを解決してきており、瞑想を説く精神科医としてセミナーなどで指導しています。
そんな彼が手掛けた書籍が今回ご紹介する「マインドフルネスの教科書」です。
藤井英雄さんのマインドフルネスの本の内容
全294ページにおよぶこの本は、以下のように第1部から第4部に分けられています。
第1部:マインドフルネスのしくみのすべて(マインドフルネスとは何か?・マインドフルネスの効用・マインドフルネスの欠点とその欠点を克服するエクササイズ・マインドフルネスの鍛え方・潜在意識と自己肯定感・マインドフルネスによる癒し・マインドフルネスと身体)
マインドフルネスのしくみについて詳しく記載されています。
第2部:マインドフルネスの実践のすべて(慈悲の瞑想・意図的にマインドフルになるエクササイズ・偶然のマインドフルネス体験を活かすエクササイズ・マインドフルな自己肯定感の強化法・マインドフルネスであるがままの自分に気づく)
実践編として、さまざまなエクササイズについてイラストを交え解説しています。
第3部:マインドフルネス体験(マインドフルネス体験)
第4部:マインドフルネスのQ&A(マインドフルネスの効果・呼吸瞑想Q&A・身体の声を聴く・マインドフルネスとは宗教ですか?)
後半にあたる第3部と第4部では、マインドフルネスの体験談や、様々な疑問をQ&A方式で記載しています。
藤井英雄さんのマインドフルネスの本の評判やレビュー
著名人からの声をご紹介
①女性のためのネットスキルアップ塾代表:山口朋子
藤井先生の「マインドフルネスの教科書」を読んで、初めてマインドフルネスがどういうものなのかを理解することができました。「今ここ」に心を置いておく(=マインドフルネスの状態)のは非常に難しい。
だからこそ、「マインドフルネスの教科書」を読む必要があるのです。
②書籍編集1000冊、元KADOKAWAフォレスタ編集長:城村典子
タイトル通り、「マインドフルネス」に対して、読者の理解が深まるように本当に丁寧にわかりやすく解説しています。藤井さんは精神科医・医学博士であり、40年の瞑想歴をもつ20年以上のマインフルネスの実践者。
この経験があるからこそ、読者に寄り添った言葉が紡げたのだろうと納得です。
著者の熱意、読者に対する愛情があふれる一冊。
読みながら癒されてください。
③特ダネ!、進撃の巨人などの人気声優寺瀬今日子として活躍、鑑定1年待ちの占い師:富士川碧砂
今回藤井さんが出された『マインドフルネスの教科書』を読んで、忙しい私でも隙間時間で取り組めるエクササイズがたくさん紹介されていて、これなら無理なく取り組める内容だと納得できました。日常生活の様々なシーンをそのままマインドフルネスのエクササイズできるのですから多忙な人にこそお勧めです。
一般購入者のレビューと評価をご紹介
①5段階評価中の☆5:マインドフルネスを私が学び始め、3年目に成りますが、一番解りやすく、学んでいく方法が、書かれております!マインドフルネスとは何か?瞑想のやり方、慈悲の瞑想が、目指すものとは、藤井英雄先生の描く、世界平和に繋がるのではないか!とは言え、何時も何時でもマインドフルネス状態では、居られないのですが、今ここに意識をおき、客観的にも今ここに意識をおけば、呼吸に、合わせてマインドフルネス状態でいられます!
皆さんの一人一人が、読まれて学ぶことが、世界平和に繋がるし、正義も悪もお互いの、みえかたで正義が悪に見えるです!
慈悲の瞑想の良い所は私のきらいなかたの幸せや、私を嫌っている人の幸せを、願います!
其処が慈悲の瞑想の、素晴らしい点です!色々な、要らない感情も、消せる様に成りますが、読まれた方々に幸福感を得られます!先ずは一読下さい!お薦め致します!
②5段階評価中の☆4:半分位読みましたが、読みやすいです。が、実践するには訓練が必要そう?
どうしても感情が先に来てしまうので。
でもネガティブ思考を脱せられるなら、少しずつでもやってみたいと思います。
③5段階評価中の☆3:実践はむずかしいと、ので読み返します。
踏み外してはいないので鍛錬なのかな!
④5段階評価中の☆2:簡単な漢字をなぜ使わない???とても読みにくい。
例えが多すぎる。
まわりくどい。
とてもいいことが書いてあるのに、勿体ないな。
しかし、大切なメッセージもちりばめられており、良書だと思います。
まとめ
評価はそれぞれですね。
今回は、評価別に様々なレビューをご紹介しましたが、全体を見ると平均☆4という満足度の高い一冊であることが分かりました。
「教科書という名がぴったり、まとめサイト的な位置づけ」などという感想が多かったので、これをキッカケにマインドフルネスについて知りたい!という方にはピッタリではないでしょうか。