「ハンドスピナー」今世界中で爆発的に人気があり、売り切れ続出という話も!
「おもちゃ」というのでどんなものかと思ったら、ただ単に机や指の上でくるくると回るだけの単純なおもちゃなのですね。
「話題になっているので買ってみたら、何か癖になる。これってなぜ?」
「大人にも人気だというし、なんだか面白そうだけど、普通のおもちゃではないの?」
「ハンドスピナーはそれほど安くもなく、ただ回るだけのおもちゃなのに、なんの魅力があるのかしら?」
皆さんきっとこんな思いを持って、ここを訪れてくださっているのではないでしょうか?
ハンドスピナー経験者の声を集約すると、こんな効果があることがわかりました。
・禁煙中のイライラが減少する
・集中力がアップした
・ひまつぶしにちょうどいい。
・手に伝わる振動が気持ちいい。
この効果って、今世界中で注目を浴びている「マインドフルネス」と共通している部分がありませんか?
このページでは、ハンドスピナーとマインドフルネスの関係に触れてみましょう。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは、「この瞬間に意図的に意識を集中させて、心に浮かぶ雑念を評価せず、ただ観察する」ことにより、ストレス解消やリラックス効果を得る、メンタルトレーニング方法です。
「ストレス解消!」「リラックスが大事!」近年、こんな言葉があちらこちらで聞かれるようになりましたね。
このような社会背景の中、マインドフルネスがストレスによる心身症予防や仕事効率アップにつながると認められ、今では多くの企業や政界、教育現場などで取り入れられているようですよ。
マインドフルネスは、分子生物学者によりもともと患者の痛みや苦しみを軽減するために、仏教の瞑想を応用して開発されたもののようですが、現在では医療関係だけでなく私たち日常生活にも広く浸透しています。
マインドフルネスの仕方をお話しますね。
あること(もの)に意識を集中させます。基本行動はこれだけです。
たとえば、呼吸であれば吸ったりはいたりする呼吸そのものに。
呼吸するときに上下するお腹の動きに注意を向けるのもOKですよ。
意識を集中させる対象は、自分が集中しやすいものであれば、これといって決まりはありません。
よく登場するのは散歩中の足の動きや足裏の感触、鈴や時計の音、食事中の食べ物の味やのどごしなど。
意識をある一点に長く集中させるのは、一般的には不得意なことのようですね。
途中で、仕事のこと・配偶者との関係・子供のことなど、ふっと心にわいてくるかもしれませんが、そのときはそのことをありのまま観察してくださいね。
そのとき、自分の考えや感情を持ち出さないようにします。
このような雑念に気が付いたら、またもとの一点へ意識を戻して集中しましょう。
この繰り返しが続きますが、マインドフルネスを続けていくうちに、雑念がわかなくなり、だんだん集中力が身についていきますよ。
集中動作を30分以上続けると効果的なのですが、最初は5分ぐらいから始めると良いでしょう。
ハンドスピナーはマインドフルネスに効果的?
マインドフルネスの意識を集中させる対象物として、ハンドスピナーはとても効果的といえます。
仕事に疲れたときや頭の中が整理できないときに、ペンを回し続けている人がいますよね。
これってペン回しに意識を向けて、ストレス解消を行っているようなもので、まさに無意識に行っているマインドフルネスですね。
ハンドスピナーは「次世代ペン回し」ともいわれていますが、ハンドスピナーの回転や振動は集中しやすい対象物のようで、マインドフルネスの集中度をあげてくれるおもちゃともいえますね。
まとめ
マインドフルネスは、リラックス効果や心の安定・幸福感をもたらしてくれることがわかっています。
ハンドスピナーを無心に見つめる行為は、無意識にマインドフルネスを行っているようなもの!
ハンドスピナーが爆発的に人気が出た理由は、ここにあるのかもしれませんね。