マインドフルネスの効果

マインドフルネスはポジティブになれる効果がある?

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気持ちがポジティブであればパフォーマンスの質が向上すると言われており、世間では『ポジティブ』に関する情報がたくさんあふれています。

メンタルの管理において『マインドフルネス』も、アップル創業者であるスティーブ・ジョブズをはじめ多くのトップ経営者が瞑想を習慣にしていたことから世間の関心度が非常に高い話題です。

『マインドフルネス』を行うことで、自分自身をどうポジティブな状態にすることができるのでしょうか?

マインドフルネスとは?

マインドフルネスとは簡単に言うと、『"今この瞬間"に集中すること・それを目指すこと』です。

今この瞬間に集中している状態とは、例えば2人の人間が夕日を見ているとして、片方は夕日や景色の美しさに見とれ、もう片方は仕事のことを考えている。

この『夕日に見とれている人』の状態が『今この瞬間に集中している状態』です。

夕日に見とれている人(今この瞬間を見てる人)は夕日の優しい輝き、包み込むような色彩、自分をとりまく空気、頬をなぜる風、となりに人がいるということ、包まれている感覚やその場との一体感を全身・全体で感じます。

それに対し、仕事のことを考えている人(意識が仕事に向いている人)は、仕事の進め方に不安を感じたり、ミスを思い出して後悔したり、自分を責めたりといった、『自分が抱いて苦しくなる思考』をしてしまい勝ちです。

このように、『意識が今この瞬間に無い』というだけで同じ場所にいても心に湧き出る感情の"質"が圧倒的に違います。

感情の質が自分を傷つけものであれば、『何をやっても無駄という無力感』や『自分にこの課題をクリアする力はあるのか?』といった疑いの気持ちが生まれ、パフォーマンスが下がるのは当然です。

マインドフルネスはこのような"過剰な"ストレスを抱える状態から抜け出し、雑念を持たず、リラックスして今だけに集中して研ぎ澄まされている状態を作る心のエクササイズといったところです。

マインドフルネス瞑想やその他の習慣で心を鍛えることができます。


マインドフルネスでポジティブになれるのか?

マインドフルネス普及の功労者ジョン・カバットジン博士によると、マインドフルネスで得られるのはポジティブシンキングではなく、ポジティブ・ネガティブといった考えを越えて存在する『気づき』です。

『ポジティブ』とは一般的に『肯定的、積極的、楽観的であること』です。

よく『ポジティブは人にいい影響をもたらす』といった情報が多いので、自分の落ち込んだ気持ちや傷ついた気持ちにフタをして『これは自分の成長するチャンスだ』と無理やり思おうとする人がいます。

しかしそれは根本的な解決にはなっていません。

捉え方は様々ですが、自分の感じた負の感情を考えないようにする・納得していないのに別の考えに塗り替えようとするポジティブシンキングは、自分の気持ち(しかもケアすべき自分の傷ついた気持ち)を無視するというある意味ネガティブな行為です。

マインドフルネスは『自分の傷ついた気持ちを無視せず観察』しており、自分の傷ついた気持ちの存在を認めているため『マインドフルネスを行った時点でその行動はポジティブ(肯定的・積極的)であり、実行しようと決めた気持ちもポジティブ(前向き)』です。

つまりマインドフルネスという行為自体が、『自分の気持ちをいつでも観察してあげるという自分自身へのポジティブなアプローチ』だということです。

時と場合で状況が異なる『傷つかない方法』を覚えるよりも、傷ついたときもマインドフルネスでしっかりと見つめてくれる・受け止めてくれる自分がいるという状況の方が、安心して新しいことにチャレンジしやすい・傷ついても大丈夫と思える人も多いのではないでしょうか。

マインドフルネスのやり方

マインドフルネスは『今この瞬間』を感じること、感じるための行為なのでいつ・どこでマインドフルネスを行っても大丈夫です。

今回は『今この瞬間』を感じるために行うのに代表的な『マインドフルネス瞑想』のやり方をお伝えします。

難しく考える必要はなく、姿勢を正して鼻呼吸に意識を向けるだけで大丈夫です。

目は閉じても、薄目でどこか一点を見つめていもいいですし、姿勢も立ちながら・座りながら、どちらでも大丈夫です。

要はリラックスできる場所で『自分』を感じやすい・観察しやすい状態であればOKです。

文章で表すと当たり前な感じになるのですが、鼻で息を吸ったときに『息を吸ってる自分』を感じる(空気が喉を通る感じやお腹のふくらみなど←あくまでも例であって好きなように感じてください)、鼻で息を吐いているときに『息を吐いている自分』を感じることに集中します。

これが今この瞬間を感じていることになります。

思いや考えが頭をよぎったら『雑念』と受け止め、心の中で『雑念』と唱えて感情を流し、鼻呼吸の感覚に意識を持っていきましょう。

鼻呼吸に意識を集中できたらいいので、自分の感情に向かって『雑念』と言うのに抵抗があれば、好きな呼び方で構いません。

『気持ち』でも『うさぎ』でも、その感情がどこかへ流れて鼻呼吸に意識を集中する状態に戻れるのであれば、思いついた言葉や好きな言葉などなんでもいいです。

あまり長い言葉だと心の中で唱えるのが大変なので3文字くらいの言葉がおすすめです。

人の数だけマインドフルネス瞑想があり、これが正解というものは無いですが、あえて正解を上げるならばマインドフルネス瞑想が終わった後で『気持ちいい・心地いい』と感覚を伴っていれば、それがその人の正解です。

同じ人でもその日によって『心地いい』へのたどり着き方が異なるので、決して瞑想中に『このやり方でいいかどうか?』などといった『判定目線』はしないように注意しましょう。

まとめ

普段、多くの人が考えなくてもいいこと・今考えなくていいことまで考えてしまい、余計なストレスを抱え込んでしまうものです。

『ほっておけば気が変わる』と思って傷ついたり・やる気のない気持ちを放置し、自信を無くし、知らない間にその気持ちに人生を決められてしまうことは案外よくあることです。

落ち込んでいる、怒っている、傷ついている、なにか寂しいといった時に、共通して言えることは『まともな状態(整った気持ち)ではない』ということです。

このまともじゃない状態で『選択の連続』である人生において、まともな判断を下すというのはとても難しいことだと思います。

少し大げさに言いすぎたかもしれませんが、大切に扱うべき『負の感情』をマインドフルネスによって冷静に客観的に観察し、自分の意識を『今この瞬間』に置き、ポジティブシンキングを越えた『気づき』を得る行為は、『今この瞬間』に適した選択を可能にする助けになると思います。

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