マインドフルネスの効果

ゲンキの時間で紹介されたマインドフルネスとは?

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ストレスの軽減や集中力アップに効果的であると話題の「マインドフルネス」。

今では、世界中の大企業で就業中に取り入れられたり、セミナーが開かれたりとビジネスの場でのスタンダードプログラムとなりつつあります。

そんなマインドフルネスですが、TBSの人気健康情報発信番組「健康カプセル!ゲンキの時間」にて特集が組まれたことをご存知でしょうか?

今回はそのゲンキの時間の番組内で取り上げられたマインドフルネス、および脳疲労の回復方法について解説していきます。

マインドフルネスとは?

マインドフルネスとは簡単に言ってしまえば、余計な雑念、不安に思っていることを一旦忘れ、頭を空っぽにしている状態のことを指しています。

「今、この瞬間に意識を向け、呼吸に集中する」。

この仏教における瞑想の考え方を科学的に分析し、脳科学や精神医学の分野に応用しているのです。

実際に瞑想やヨガを用いて「マインドフルネス」状態を継続することで、脳疲労回復、ストレス解消を可能にすることが科学的に証明されています。

それだけではなく、海馬の増大など脳本体の構造さえ変化させるという研究結果も発表されました。

このようにマインドフルネスは科学的な分野においても価値が証明されており、だからこそ医学情報発信番組であるゲンキの時間で取り上げられたのですね。

ゲンキの時間で紹介された脳疲労とマインドフルネス

2016年7月17日に放映されたゲンキの時間では、マインドフルネスはじめ、姿勢の改善や血糖値のコントロールによる脳疲労の解消方法が放映されました。

この「脳疲労」の原因と「マインドフルネス」には深い関係があり、脳疲労の原因を知ることで、よりマインドフルネスの効果を実感できるようになるでしょう。

現代人はいろいろなものを「選択し過ぎている」!?

番組では、「現代人の集中力は8秒しかもたない」という驚くべき研究結果が発表されました。

なぜそうなったという原因として挙げられたのは、「現代人は選択の機会があまりにも増え、選ぶこと自体に疲れている」というもの。

現在、私たちはパソコン、スマホなどで手軽に情報が手に入ります。

それは「より正確かつ役に立つ情報を手に入れる機会」が増えると同時に、情報の可否の判断、サイトの巡回など「選択の機会」が増えていることを意味します。

他にも、メール内容やメールの送受信について考える機会が増えてきましたよね。

しかし、実は人間は一日にできる意思決定の回数には限界があり、意思決定が増えれば増えるほど、脳に余計な疲労が蓄積してしまう結果になるのです。

そのことを「意思決定疲れ」と呼び、現在ビジネスパーソンなどの間ではその余計な意思決定を減らしていこうという動きになってきています。

たとえば有名な話として、「apple創設者スティーブ・ジョブズ、Facebook創設者マーク・ザッカーバーグはいつも同じ服を着ている」という逸話があります。

これは決して二人がものぐさであるというわけではありません。

こうすることで時間の短縮だけでなく、意思決定の回数を意図的に減らし脳の疲労をためないようにしているのです。

ゲンキの時間で紹介されたマインドフルネスの実験結果について

番組内では10分間計算のあと、マインドフルネスと行うか行わないかでその後の10分間のテストにどのような影響がでるのか実験を行いました。

実験では計算の後、5分間のマインドフルネスを行ったグループと5分間スマートフォンを操作したグループに分け、その後のテストの点数を比較しています。

結果は、マインドフルネスを行ったグループの点数は上がり、スマートフォンを操作したグループは点数が下がったという結果になりました。

これはマインドフルネスを行うことで、記憶力や集中力に関係する脳波である「α波」が増えたことに関係しています。

人間は安静、閉眼しているときにこのα波の割合が高くなります。

その両方の状態になるマインドフルネスは、まさに人間の集中力向上に寄与しているのです。

このようにマインドフルネスは、科学的にしっかりと効果を確認することができます。

ゲンキの時間で紹介されたマインドフルネスのやり方は?

上記のような意思決定疲れなどによる脳疲労は、瞑想やヨガを行い「マインドフルネス」の状態になることで解消することが可能です。

マインドフルネスでは意思決定疲れのような余計な選択、思考、不安を排除し、今していることにのみ意識を集中させます。

こうして「選択、評価をしない」ことにより、脳を休憩させ、スッキリさせることができるのです。

このマインドフルネスは今やGoogleをはじめ、ヤフー、インテルなど世界のそうそうたる大企業が取り入れています。

導入している企業の社員は「脳がリセットされ良い気分転換になる」、「失敗してもすぐ切り替えられ次の仕事に取り掛かれる」とその素晴らしい効果を実感しました。

さらにテニス界のスーパースターのジョコビッチも取り入れており、「肉体のトレーニングを同じくらい重要だ」とマインドフルネスを評しています。

今やマインドフルネスの考えは、当然のように世界の一流たちに取り入れられているのです。

マインドフルネスのやり方

番組で紹介されたマインドフルネスのやり方をご紹介します。

いつでもどこでも手軽に行えるので、毎日少しずつでも実行してみてください。

1. 椅子に座り、へその下に力を入れながら肩を上げて落とす。目は開けても閉じても良い
2. 鼻から3秒間息を吸い、2秒間止める。その後5秒かけて吐き出す
3. 呼吸に意識を集中させる。もし他のことが頭に浮かんでも「他のこと考えてる」と
客観的に考え、再び呼吸に意識を戻していく

マインドフルネスで充実した毎日に変えていこう

ゲンキの時間で取り上げられたこのマインフルネスは、一流のビジネスパーソンやスポーツ選手だけでなく、私たちの生活の疲労にしっかりした効果を期待できます。

選択が多すぎる現代社会。

だからこそ本当に必要な選択だけに集中し、必要のない選択はできるだけ避けていきたいですよね。

マインドフルネスの実施は、選択が必要かどうかの客観的判断や、選択する時の集中力回復に多大な恩恵をもたらしてくれます。

もし、この記事でマインドフルネスに興味を持ってくださったのであれば、是非毎日の生活にとりいれてみてはいかがでしょうか。

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