心身の痛みや苦しみを軽減するために、瞑想をヒントに開発されたマインドフルネス、どのようなものかご存知の方も多いでしょう。
当初マインドフルネスは、主に医療現場で用いられていましたが、ストレス軽減や集中力を高める効果があることが知れ渡ると、ストレス社会の中で仕事や日常生活にマインドフルネスを活かそうとする人々が増えてきました。
しかし、マインドフルネスが自分の内面と向き合う性質上、中には精神疾患の発症や悪化につながる可能性を指摘する人もいますね。
また、マインドフルネスのやり方を簡単に説明しているブログなどを見て、自己流で行っても期待通りの効果が得られないかもしれません。
真剣にマインドフルネスを取り入れたいと思っている人は、専門的な知識を持つ著者が説明する書物「マインドフルネスの教科書」などを参考にすることをお勧めします。
精神科医で医学博士、20年以上マインドフルネスを実践し、手軽で画期的なマインドフルネスプログラムや潜在意識の幸福体現プログラムを考案した、藤井英雄氏の著書「マインドフルネスの教科書」とはどのようなものか、覗いて見ましょう。
書籍「マインドフルネスの教科書」の内容
この書物は、ときには事実を誤認しネガティブな感情で自己嫌悪に陥りやすい日常生活の中で、「今ここ」に意識を集中させて、事実を客観的にありのままに気づかせるマインドフルネスの重要性を説いています。
また、人はできごとに対し反射的にネガティブ思考が起こりますが、マインドフルネスの習慣ができるとネガティブ思考からの解放が可能になり、人にもともと備わっている良心や穏やかさに立ち返ることができるといっています。
この書物の特徴は、日常生活のあらゆる場面を想定して、マインドフルネスの取り組み方を示しているところですね。
呼吸の瞑想・歩きの瞑想・食べる瞑想・ラベリングのやり方は、よく見かけますよね。
傾聴・眺める瞑想・マインドフルストレッチのやり方も、見たことがあります。
珍しいのは、腕の瞑想・微笑の瞑想・皿洗いの瞑想・慈悲の瞑想・感謝の瞑想・身体を感じるワーク・マインドフルアファメーションといったもの。
書物の中では、実践的なものだけでなく「瞑想」とは何なのか?なぜ行うのか?といった、瞑想の理解を深めるための説明も行われています。
この書物は、マインドフルネスを取り組みやすいものから始められるという、実践的かつ根本を理解しやすい一冊といえますね。
書籍「マインドフルネスの教科書」の評判
カスタマーレビューでは星5つが77%。大多数の人が役に立ったと答えています。
この本を読んだ方の声をまとめてみました。
・自己肯定ができずにいた。ネガティブ思考を減少させて、自己肯定感を強めたい。
・カウンセリングを行っている著者が、体験を通してマインドフルネスの仕組みや実際の取り組み方を説明しているので、大変わかりやすかった。入門者でもトレーニングの仕方を確認したい方でもお勧めだ。
・マインドフルネスが理解でき、方法も会得できた。日常生活の中で活かせるようになり、集中力が増し感情も客観視できるようになったと思う。
・三度目にこの本と出合い、例えがわかりやすく初めてマインドフルネスが理解できた。
他の2冊も、もう一度読み返そうと思う。
・マインドフルになるためのエクササイズやアファメーションが盛りだくさんで、この1冊でマインドフルネスが理解できる本だ。
まとめ
長く続けた瞑想とネガティブ思考を克服した経験から、マインドフルネス指導を開始した藤井英雄氏。
多くの人がマインドフルネスの効果を賞賛しています。
「マインドフルネスの教科書」のような書物の力を借り、正確なマインドフルネスのやり方を身に付けて、マインドフルネストレーニングをする価値は大いにありそうですね。