最近、耳にすることが多くなったマインドフルネスをご存知ですか?
実践する事で、集中力が高まったり、うつ病などにも効果があったりと、いま色々なところで注目されています。
けれども、やってみて、続けてみないと良さはわかりません。
そこで、簡単に出来る実践方法やコツをお伝えしたいと思います。
マインドフルネスとは?
まずは、マインドフルネスとは何でしょうか?
古くから行われていた瞑想などの手法を使って、スポーツでいえば、今よく言われる「ゾーンに入った」状態になることです。
雑念などから超越して、「今、ここ」だけに、リラックスしつつ集中し、自分の一番の実力を発揮できる状態の事です。
そんな事ができるの?と思われるかもしれませんが、これを練習により可能にしているのが、マインドフルネスと言えるでしょう。
マインドフルネスの効果
効果として実証されているものには、ストレス低減、集中力の向上、免疫機能の向上、ダイエット効果、そして思いやりや共感性の向上などがあげられています。
マインドフルネスを実践して、今の自分をそのまま客観的に見ることで、感情のコントロールもできるようになります。
そして、物事を俯瞰して観る事ができるようになることで、心にも余裕ができ、創造力の向上も期待できます。
ジョン・カバットジン博士によるマインドフルネスストレス低減法なども開発されています。
これによって、慢性疼痛やガン、リウマチ性疾患、摂食障害の患者などにも効果が実証されて、世界各国のクリニックなどでも応用されているのです。
マインドフルネスの実践方法とコツ
マインドフルネスの実践方法には、いくつもやり方があります。
代表的なものは、瞑想法です。
これは、呼吸だけを意識して行います。
雑念などが浮かんでも、ただ呼吸する、ことに意識を戻します。
他には、とにかく思いつくままに書き出す、という方法もあります。
これも、後でどうこう思わずに、ただ、思いつくままに書くだけで良いのです。
そして、食べる、という方法もあります。
ただ、見た目を観察したり、触感や味、飲み込んだ感じなど、食べる、という事だけに集中します。
歩くだけ、のやり方や、掃除するだけ、というやり方などもあります。
いずれにしても、「ただ、今」その事だけに集中して、色々な思いが浮かんできても、ああ、雑念が浮かんだ、と気付けばそれを流して、「いま」に集中します。
「いま、この瞬間」だけに集中することで、あれこれ、取り越し苦労、持ち越し苦労していた思いを、過去や未来にではなくて、「いま」に意識を向けるのです。
マインドフルネスを続けるコツとしては、毎日「やる」と決めることが大切です。
できたらやろう、では続けられません。
やる、と決めたら、忙しい日はたとえ1分でも良いので、できれば、時間も決めて、とにかく実践してみる事をおすすめします。
そして、マインドフルネスについての本や動画、何でも良いので、しっかり頭で効果などを理解した方が続けられます。
科学的根拠を理解して、確信が持てれば、「やる」という決心も出来るものです。
マインドフルネス実践に役立つ書籍
「マインドフルネスの教科書 この1冊ですべてがわかる!」スピリチュアルの教科書シリーズ
藤井英雄著(Clover出版)
なぜ瞑想をするのか?の説明や、ありとあらゆる説明と実践を紐解いてくれる本です。
マインドフルネスを日常に取り入れる事のできる、数々の方法も載っています。
読者のレビューでも大変評価の高い本です。
「脳疲労が消える 最高の休息法〔CDブック〕--〔脳科学×瞑想〕聞くだけマインドフルネス入門」
久賀谷亮著(ダイヤモンド社)
米国で18年診察してきた日本人医師による本ですので、最先端の脳科学によるマインドフルネスのメカニズムが理解できます。
CDブックなので、聞くだけで脳の疲れが解消されていく、と評価が高く、実践しやすいようになっています。
まとめ
「いま、ここ」に意識的に思いを向けることで、自分の能力を発揮できるようになるマインドフルネス。
その効果は、科学的にも色々報告されています。
けれど、実践しなければ、効果は期待できませんので、実践するための方法とコツも紹介しました。
そのために、書籍なども参考になさってみてください。
いま、各界で注目されているマインドフルネスです。
成功されてる人は、実践している人がとても多いですし、どうぞ、ぜひチャレンジしてみてください。