マインドフルネスのやり方

読書はマインドフルネスになる?やり方や効果を解説!

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読書はマインドフルネス(今この瞬間を感じる状態)になるのでしょうか?

マインドフルネスにはリラックス効果や疲労軽減、ストレスの低減や安眠などとっても素晴らしい効果がいっぱいです。

もし読書でマインドフルネスを手に入れることができるなら、私も大好きなハリー・ポッターでストレス解消できるかも?

今回はマインドフルネスと読書の関係やマインドフルネス読書のやり方をご紹介いたします。

マインドフルネスとは?

マインドフルネスは経営者であるスティーブ・ジョブズ、スポーツ選手のイチローといった有名人をはじめとする数々の高いパフォーマンスを求められる人たちが、こぞって取り入れているメンタルコントロールのうちの1つです。

瞑想をはじめとした簡単で様々な種類があるエクササイズによって「今この瞬間を感じる状態」を言います。

スポーツ選手で言うと「ゾーンに入った」、日常生活の中では「いつの間にか時間が過ぎ去っていた」感覚を伴う集中状態がマインドフルネスと言えます。

集中しているときのことを思い出したとき、ほとんどの方がその集中力を注ぐ対象以外の考えは湧いた覚えがないかと思います。

その時は力をいかんなく発揮できているにもかかわらずリラックスしており、余計な負荷もかかっていないので、とても快適にパフォーマンスを発揮できたという方も多いと思います。

このように人がベストな状態で力を発揮できる条件には「今と関係ないことを考えていない」ということが、とても大きなキーポイントになります。

瞑想などで雑念に振り回されず、マインドフルネス(今この瞬間を感じる)に物事に取り組むと、作業に所要する時間や優先順位の決断など、様々な恩恵を手に入れることができます。

読書はマインドフルネスになる?

今と関係のないことにとらわれていない、雑念がないマインドフルネス状態は読書の時間にも発揮されるのでしょうか?

結論から言うと、マインドフルネス状態は発揮されます。

読書は本に限らず読むものであれば何でもOKです。

しかし書物に目を通したとき、ゆっくり読んだにも関わらず頭に入ってこなかった、理解できなかったといった経験を持っている方もたくさんいると思います。

楽しんで読んでいる本だったらいいのですが、仕事の重要な書類だと理解できるまで読み直すべきだし、趣味で読んでる本だとしても気晴らしで読みたいときに内容が頭に入ってこないのは苦痛ですよね。

書類・本の内容が頭に入ってこないのは「今と関係のない考えに頭の容量を使ってしまっているから」です。

書類の内容を頭に入れたくても雑念で容量オーバーになっている状態です。

ここで読書によるマインドフルネスを行うことで、雑念が抜けるとともに書類の中身も把握しやすくなります。

読書によって自然とマインドフルネスになっていることもありますし、集中できないからマインドフルネスに読書に取り組んで内容を把握する力を向上させることもできます。

マインドフルネス読書のやり方

いつもは本を自分の思うがままに読んだり、さらっと流すていどだったリ、しっかり読んだつもりが案外頭に入っていなかったりと好きなように読まれていると思うのですが、マインドフルネス読書は"自分の呼吸"と"書"に意識を向けて観察します。

"やり方"はこれといってなく、"意識の向け方を操るトレーニング"といった感じで取り組むのがコツです。

自分の感情を本に引きずられ過ぎることなく、自分の呼吸への意識に夢中で本の内容がおざなりになることのないように、自分の呼吸も書もじっくり感じます。

自分の呼吸と本以外のものに意識が向いたり頭の中で雑念が湧いたら、それも観察して流して、再び意識を呼吸と書に向けます。

雑念が湧いてもうろたえず、とてもいいトレーニングになるので受け入れ、観察して、流して、意識を戻しましょう。

時間はきまっておらず好きなだけやっても構いませんが、ずっと同じ姿勢ですと体がどこか痛くなるかもしれないのでお気を付けください。

マインドフルネス読書を習慣にすることで読書のパフォーマンスが上がり、結果的に書類を取り扱う機会が多い仕事などの役に立つことでしょう。

まとめ

本や雑誌、新聞や書類など、あらゆるものが目の前から消えていき全てが電子化されても、それが文字であることに変わりはありません。

どんなに素晴らしいことを書いている書物であっても、読み手が本の内容以外に注意散漫になっていると、情報の共有・感情の共有は成立しません。

書物を読む際にリラックスした質のよい集中力で取り組むことが、あなたの人生を変える言葉と出会うコツなのかもしれません。

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