マインドフルネスの効果

マインドフルネスで自分を観察しよう!どんな効果がある?

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情報は簡単に手に入り、移動時間もかなり短縮された現代で、「忙しい」を連呼して動き回っている人多いですよね。

目の前の仕事に追われ周りの環境に流された生活を送っていると、自分の正確な体や心の状態が見えなくなるものです。

それでも日常生活ができていれば問題なさそうですが、ほんとうにそうでしょうか?

自分の体や心の状態を無視した生活を続けていると、知らないうちにストレスを抱え込むことになり、心身に何らかの支障が現れないとも限りません。

人生を長く謳歌するために、まずは自分の心や体の現状を正しく把握することから始めましょう。

マインドフルネスとは?

マインドフルネスは、もともと医学の分野で患者の痛みや不安を取り除くために、仏教の瞑想を応用して開発された手法ですので、瞑想的要素が中心となっています。

そのためか、宗教がらみと誤解する人も少なからずいるようですが、宗教的要素はまったくありません。

マインドフルネスはいろいろと応用され、怪我や病気による痛みの軽減、うつ病やパニック症候群といった神経障害の治療、ストレス解消や正しい現状把握による生活質の向上など、さまざまな分野で効果を上げています。

マインドフルネスのやり方はいろいろありますが、基本は「ある一点に集中して、気づきを得る」というもの。

これだけではわかりにくいですよね。

これから、具体的な方法と効果をお伝えしましょう。

マインドフルネスで自分を観察する方法

自分を観察することに焦点をあてるならば、マインドフルネス瞑想がお奨めですね。

瞑想というと「あぐらをかいて腹式呼吸で…」と難しく思ってしまいますが、マインドフルネスでは体勢にこだわりません。

立ってでも、椅子に座ってでも、寝転んでもOKです。むしろ寝た状態の方が自分の体をよく観察できるかも。ただし、背筋はまっすぐにのばしましょう。

次に吸ったりはいたりしている呼吸に意識を傾けます。ただ漠然に意識するのではなく意図的に集中しましょう。
やりにくいようであれば、お腹のふくらみやへこみに集中してもかまいません。

呼吸に集中していても、ふっと雑念がわいてくると思います。

「今一番気になっていること」や疲れや肩の痛みといった「自分の体の状態」、今の仕事は自分に向いているのか?というような「心の声」などが。

そのときは、ただ観察してください。そしてありのままの自分を受け入れてください。
自分の心の声を聞くだけで、今の自分の現状を把握するだけでよいのです。

決して、そこに感情や感想を持ち込んだり判断をしないようにしましょう。

最初は5分ぐらいから、慣れたら30分以上が理想ですね。

自分を観察するとどんな効果がある?

端的にいえば、ストレス軽減、心の安定、感情のコントロール、安眠などがあります。

具体的に例を挙げるならば

・疲れの蓄積や実際の行動と自分の思いに乖離があればあるほどストレス過剰になります。
自分の体調や心の内を正しく把握することが、ストレス回避に大きく役立ちます。

・自分を客観的に観察し続けると、自分の新たな一面を発見することもありますよ。

・人にはそれぞれ思考パターンや感情の表し方に特徴があり、「こと」が起こると正しいかどうかに限らず瞬間に無意識に反応するようです。
怒りを感じている自分を観察すると、「こと」の背景や自分の怒りやすい性格などが見えてくることがあり、怒りの減少につながります。

・自分が誰にも愛されていないと感じていたとします。
このような場合、自分で自分のことを否定している場合が多いもの。
まず自分のことを大切にしましょう。
自分を観察しありのままを受け入れると、自身がつき前向きに進むことができるようになります。

まとめ

忙しい人ほど自分を見つめる習慣を持ちたいものですね。

お風呂上りにマインドフルネス瞑想をするのはいかがですか?

日々の幸せは、自分のことを良く知ることから始まるのではないでしょうか?

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