マインドフルネスのやり方

マインドフルネスSIMTとは?やり方と効果は?

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うつ病やパニック障害、PTSD、日常的に良く聞く病名ですが、実は私の周りにも軽い人を含めれば何人かは…。
「あらあなたも?」と後から聞くこともあり、人知れず自分だけで苦しみを抱え込んでいる人も多いようです。

今や国民病といってもいいかもしれませんね。
精神疾患を患うと一人で外出できなくなったり、恐怖にさいなまれるなど、経験者でないとわからない日常生活の苦しさがあるようです。

配偶者や周りの人に理解されない環境だと患者にとっては最悪のようで、心療内科に駆け込む人も多く、薬に頼る治療を行っても本質的には完治できず薬が手放せなくなる人も多いとか。

患者は「どうにかしてくれ~」と叫びたくなるでしょう。

心理療法のマインドフルネスSIMTという名前、聞いたことありますか?
うつ病など精神疾患に効果的な治療法として今注目されていますが、どういうものなのか見てみましょう。

マインドフルネスSIMTとは?

マインドフルネスSIMTとは、うつ病や不安障害など精神疾患のための心理治療法で、マインドフルネス総合研究所の太田健次郎氏により開発されたものです。

経験者だからこそ、精神疾患者の症状や苦しみを真剣に感じることができたようです。
多くの精神疾患で悩んでいる人を見て、辛さを取り除いてあげたいと思う熱意が、マインドフルネスSIMTを生み出しました。

大手企業でサラリーマンとして働いていた太田健次郎氏は、ストレスが重なりうつ病を発症。
病院へ救いを求めたところ、医師の勧めで仏教を学ぶようになりました。
仏教を学ぶうち坐禅を行うようになり、坐禅との巡り会いが太田健次郎氏の人生を大きく方法転換するきっかけとなったようです。

坐禅を続けるうちにうつ病から脱却できた太田健次郎氏は、自分の坐禅による治癒体験から導き出したうつ病改善方法に脳神経生理学の研究結果を応用し、坐禅をしながら自己洞察を行う方法を開発しました。

今では多くの神経障害で悩んでいる人に提供し、症状の完治または軽減へと導いています。

マインドフルネスSIMTはマインドフルネスを応用して開発された治療方法ではないのですが、結果的にマインドフルネス手法に近いことから、マインドフルネス自己洞察瞑想法(SIMT)と命名されました。

マインドフルネスSIMTの効果

マインドフルネスSIMTを取り入れる人は、ほとんどがうつ病や不安症、パニック障害、PTSDなど神経障害で苦しみ悩んだ人です。

症状の程度や環境の違い、技術の習得状況により、改善の早さに個人差はあるものの、多くの人が徐々に治癒していき、最終的に再発もなく完治して楽しく生活を送っている人も多くいます。

マインドフルネスSIMTのやり方

「呼吸に注意を向けて集中する、わきあがる雑念をそのまま観察し受け入れる」表面的にはマインドフルネスそのものですね。

ところが、マインドフルネスは日常生活でのストレス改善に対し、マインドフルネスSIMTは雑念を漠然と観察するのではなく深く洞察することによって、うつ病やパニック障害など精神疾患の治癒に踏み込んだ改善方法となっていますので、目的そのものが双方に違いがあるといえますね。

呼吸法と洞察法を正しく身につけ繰り返し行っていくうち、精神疾患が徐々に治癒に向かい完治することを目的としています。再発がなくなり薬を手放した状態で、はれて完治ですね。

まとめ

うつ病は悪化すると自殺願望がでて、発作的に自殺行為に走らないとも限りません。

精神疾患で真剣に悩んでいる人、薬を長く飲んでいて手放したいと思っている人、全国にあるカウンセラーの門を一度たたいてみてください。

多くは10回程のセッションが準備されており、その中で呼吸法と洞察法を正しく学んで行きます。
症状は徐々に改善され、薬に頼らない健康な生活も夢ではないでしょう。

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