日常生活を送る中で切っても切り離せないのが『仕事』。
報酬の有無にかかわらず、やらなければいけないことは全てが大切な仕事です。
しかし、どうせやらなければいけないのであれば楽にやりたい。
効率をあげて、さっさと終わらせてプライベートをもっと充実させたい。
マインドフルネスを活用すれば仕事ははかどるのでしょうか?
マインドフルネスは仕事にどんな効果があるのかと、そのやり方紹介します。
マインドフルネスとは?
スポーツ選手で言うと『ゾーンに入った状態』、私たちで言うと『今この瞬間を感じる状態、それを目指すこと』を言います。
瞑想をはじめとする多数の簡単なエクササイズでマインドフルネス状態になることができ、集中力をはじめとしたメンタル面を鍛えることができます。
心って鍛えられるんです。
マインドフルネス(今この瞬間を感じる状態)で物事と向き合うと、感覚が研ぎ澄まされ・余計な力は抜け・余計な思考もなくなるために、考えも行動も積極的になります。
パフォーマンスが上がることから、数々の経営者やスポーツ選手が取り入れている、とても簡単なメンタルコントロールです。
マインドフルネスで仕事の効率が上がる?
まず、マインドフルネスには以下の効果があります。
・ストレス低減効果(体と脳に余計な負荷がかからない)
・集中力の向上(余計なことを考えるという障害を流して、タスクをこなす)
・睡眠の質が向上(脳と体を充分に休息させることができる)
これらの効果が相まって、結果的に仕事の効率が上がります。
仕事の効率だけ上がるというよりは、体と心が整うことで仕事を含めた生活全体のパフォーマンスが上がる感じです。
そうは言っても効果は気休め程度ではないか?
と思う方もいるかもしれません。
確かにマインドフルネスは内面を鍛えることができるエクササイズなので、内面が鍛えられるまでは少し期間を要します。
しかし、スティーブ・ジョブズ(アップル創始者)やビル・ゲイツ(マイクロソフト創設者)、現在ではGoogleやゴールドマンサックス、インテルといった世界的企業が会社規模でマインドフルネスを取り入れています。
このように人々の中で活躍している、結果を出し続けている企業が積極的に取り入れていることから、マインドフルネスで物事に取り組むということ、ストレス・集中力・睡眠の質などを軽く考えずコントロールすることがいかに大切かが感じ取れます。
多少の期間(日数)を必要としても、マインドフルネス瞑想であれば1日で10分前後の話ですし、習慣にする価値は大いにあります。
マインドフルネスのやり方
背筋を伸ばして椅子に座ります。
肩の力は抜いて目を閉じます。
鼻でゆっくりと呼吸をします。
呼吸を感じます(空気が体内に入る感じ、おなかが膨らんだりへこんだりなどを感じます)
頭の中に思いや考えが浮かんだら、慌てずに受け入れ、観察し、流します。
どんなに雑念が湧いても、雑念を流すいいトレーニングになるので落ち込まなくて大丈夫です。
雑念をどんどん流し、呼吸を感じる自分に戻っていきます(呼吸に意識を戻します)。
5~10分行います。
気持ち良ければそれ以上の時間でも大丈夫です。
マインドフルネス瞑想のお勧めのタイミングは朝起きた時と夜寝る前ですが、きっちりやろうとせず、好きなタイミングでやりましょう。
まとめ
ストレス・プレッシャー・気遣い・時間管理と、様々な自分を求められる『仕事』。
自分でも気づかないうちに余計なことを考えていたり、必要以上に追い込み過ぎてパフォーマンスが下がり、それを自分の『ベストの実力』と思い込んでしまったら、それ以上の力を出すのはとても難しいことだと思います。
『気持ちが整っていない』ということは、ミスを引き起こしたりパフォーマンスが下がる理由としては充分なことなのです。
冷静に自分をとらえ、今の自分はどこまでならベストを尽くせるか、今の自分は少し不安定だからこう気をつけようなど、自分の状態を客観的に捉えることはとても大切です。
マインドフルネス瞑想で自分を整えて、ほどよいリラックスで仕事に取組みたいものです。