意識を今この瞬間に集中する『マインドフルネス』。
楽しんでいるとあっという間に時間が過ぎている『ゲーム』。
ゲームもマインドフルネスも同じように『集中』はしているけれども、これってなにか共通してることはあるのでしょうか?
この2つに費やす集中力は『同じ質の集中力』ということでいいのでしょうか?
今回はそんなマインドフルネスとゲームの共通点や関係性をご紹介します。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは簡単に言うと、『"今この瞬間"に集中すること・それを目指すこと』です。
そうすることで『ストレスの軽減』『集中力アップ』『自律神経回復』などの効果が最新の脳科学で実証されています。
マインドフルネス瞑想やその他の習慣で心を鍛えることができるとされています。
リラックス効果もあるので、楽に力を発揮しやすい状態になれることが能力の発揮を追及する人達に人気の秘密です。
思考がクリアになるので視野が広がり、物事の正しい判断の役に立ちます。
私たちは頭から常にいろんな考えが湧き出てきます。
今必要な考えに混ざって必要でない考えもとてつもない量で湧き上がってきます。
必要な考えも混ざっているから無駄なことを考えていないように感じます。
その思考に集中力が散らされていることが多く、同時に無自覚な人も多いです。
『自分は集中力がない』と思っている方は、1度マインドフルネス瞑想などで自分を観察することをおすすめします。
『これだけ今と関係ない思考・考えが次々に湧き上がっていたのか』と驚かれるかもしれません。
ゲーム中はマインドフルネスになっているのか
結論から言うとマインドフルネスと同じ状態だと言えます。
この『ゲーム』というのは身体を使ったゲーム、ボードゲーム、ビデオゲーム、アプリ・・・どのゲームでもOKです。
しかしみなさんにとって1番身近なのはやはりアプリゲームでしょうか。
覚えのある方が多いと思いますが、ゲームをしている時に『気づいたら、今思えば、熱中していた』といったことはたくさんあるかと思います。
ゲームをしている時も、楽に力を発揮しやすく、なおかつリラックスしていることが多いと思います。
この状態はマインドフルネスの状態と同じです。
さらに、ゲームをしている時の脳波や心拍数の状態も瞑想をした人と同様の反応とのことで、ゲームのいいところは簡単にマインドフルネスと同じ状態になれるところです。
注意をそらすことに長けているので禁煙チャレンジ中でタバコが吸いたくなった時などにサッとアプリゲームを起動するのも効果的です。
また、マインドフルネスがちゃんとできているかいまいち不安な方はゲームをしている時の感覚を答えにするのもいいかもしれませんね。
マインドフルネスができるゲーム
いろんな人がいますが、共通しておすすめなのが『テトリス』や『ツムツム』といったパズルゲームです。
短い時間でプレイすることができますし、あえて自分で短い時間を設定することで『時間内に高得点を出そう』と一層集中するからです。
ロールプレイングなどですと、物語の続きが気になって終われない、セーブポイントがなくて終われないなど、別の問題が出てくる可能性があります。
まとまった時間がとれていれば全く問題がありませんが、気持ちを整えるのにそれほど時間が要せない場合は注意が必要です。
どのゲームなら好きな時に終われてプレイしている間は熱中できるか、ご自分に合ったゲームをしっかりと見極めましょう。
まとめ
ゲームにこんなメリットがあるのは知らなかったものの、一度でもゲームをやったことのある人であれば、マインドフルネスと似た効果があることに納得できた方もたくさんいるのではないでしょうか?
これを機に、その日・その時の気分に合わせて視点や気分の切り替えにゲームを少し取り入れてみてはいかがでしょうか?