マインドフルネス瞑想は「集中力を上げる」「ストレスに強くなる」「仕事の能力が上がる」など、魅力的な言葉が聞こえてきますね。
マインドフルネスは、いつでもどこでもできる瞑想ではありますが…。
「効果を最大限に引き出す、時間帯や時間があるのかな?」とお考えの方も多いのでは?
「絶対に!」という話ではないのですが、お勧めの時間帯はあるようですよ。
また自分が瞑想を始めてどのくらい時間がたったのかも、気になりますよね。
チラチラと時計を見ながらの瞑想は、集中力が途切れてしまうので、良い方法とはいえません。
今では、瞑想タイマーを無料で配信しているアプリもありますので、合わせてご紹介しますね。
マインドフルネスのタイマーにおすすめのアプリ
瞑想音楽・時計・タイマー・睡眠アプリなど、いろいろな機能を取り揃えた革新的なアラーム時計です。
タイマー・誘導音声・快眠など、渡邊愛子氏(瞑想ティーチャー)プロデュースの瞑想用アプリです。
マインドフルネスの時間はどれくらいがいい?
瞑想を実践している人の話を集約すると、15分~20分間ほど瞑想している人が多いようですね。
基本、無理なく集中できれば、何分瞑想しなければならないというものはないようですが、初心者で雑念がすぐに浮かぶ人は、長時間瞑想すると脳が疲れてきますので、5分位から始めると良いでしょう。
それでも長いと感じる人は、3分からでも構いません。
マインドフルネスは、脳科学的にも認知や感情コントロール機能に良い影響を与えていることがわかっていますので、積極的に取り入れたいですね。
少ない時間でも、毎日続けることが肝心です。
マインドフルネスを行う時間帯
おすすめの時間帯は、起床時と就寝前の2回。
起床時は、何かと忙しい時間帯ではありますが、いつもより20分ほど早く起きて、瞑想の時間として習慣付けることをお勧めします。
《起床時がお勧めなわけ》
睡眠は、一日のストレスや脳、体の疲れを取り除いてくれますので、朝一番の瞑想は悩みや雑念が起こりにくく、集中しやすいといえますね。
起床時は、まだ頭がすっきりしないものですが、マインドフルネス瞑想を行うと目覚めがよく、一日をプラスのエネルギーでスタートできます。
時間が比較的ゆっくりある人は、軽くストレッチを行い、その後に瞑想を行うのもよいでしょう。
《就寝前がお勧めなわけ》
一言でいうなら、良い睡眠が得られるから。
仕事や人間関係で一日がめまぐるしく動き、自分では自覚がなくても、脳や体には多くのストレスがかかっているものです。
家に帰り着いて一息、入浴して一息、就寝前は、比較的リラックスしている人が多いでしょう。
リラックス状態で瞑想を行うのが、最も集中しやすいですね。
その日にあった嫌なことは、就寝前にマインドフルネス瞑想を行ってリセットし、良い睡眠へつなげましょう。
マインドフルネスのやり方
マインドフルネスのやり方は、「あることに意識を集中させて、脳裏に浮かぶ事柄を判断せず気づきをえる」手法。
「あること」とは、意識を集中せることができれば、日常生活の中でどのようなものでもよく、これと決まったものはありません。
しかし、当然ながらネガティブな感情や嫌な気持ちにさせるものは、避けるべきですよね。
癒しの音や美しい花など、気持ちの良いポジティブな感情を引き起こすものなら、尚良いですね。
今回は、起床時や就寝前に行いやすい「呼吸瞑想」について、紹介します。
■ 椅子に座ってもあぐらでも構いませんが、背筋をまっすぐに伸ばし胸を開きます。
姿勢は心の乱れにつながりますので、瞑想を行うときの重要なポイントですね。
■ 肩から力を抜き、呼吸を整えます。
■ 徐々に意識を呼吸に、集中させていきます。
空気がお腹に入っていく感じ、鼻から出て行く感じを意識してください。
お腹の膨らみやへこみに、意識を集中させてもよいですよ。
■ 呼吸に集中しているようでも、数分もたたない内に悩みや考え事が頭をよぎりますが、そのことを意識せず客観的に眺めてください。
このような雑念に対し、自分の意見や感情をいれません。
ありのままを受け止めます。
■ 雑念に気が付いたら、また呼吸へ意識を戻します。
まとめ
瞑想は、思考の整理が付きやすく、ネガティブ感情を捨てポジティブ感情に切り替えることが可能な手法です。
この世には引き寄せの法則というものがあり、いつもポジティブな気持ちで生活していると、周りから楽しいことや幸運なことが舞い込んでくるとか…。
瞑想を行い、一日の終わりにネガティブ感情を捨て去り、一日の始まりをポジティブな感情で迎えたいですね。