NHKなどで特集番組が組まれたりして、マインドフルネスと言う言葉をよく耳にするようになった「マインドフルネス」という言葉
セロトニンは幸せホルモンなどと呼ばれています。セロトニンが増えてくると寝つきが良くなったり、強いメンタルが身に付いてストレスに負けなくなります。
そんな「セロトニン」を増やす方法の1つがマインドフルネスと言います。今流行りのマインドフルネスとセロトニンの関係を調べてみましょう。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスは、アップルやグーグル、インテル、フォード自動車等世界の大手企業が教育の一環とし取り入れた事で話題になり日本でも注目されました。
マインドフルネスとは、今起こっていることに対して判断や批判をしないでありのまましっかり受け入れる事です。
心の整った状態を維持する為の訓練法として最も効果的なのがマインドフルネス瞑想といいます。
「今、ココ」に意識を集中させる事で、脳の疲労を軽減したり、リラックスする事でたくさんの効果を得る事ができます。
誰でも経験した事があると思います。寝る前に、今日起こった出来事を思い出してイライラしたり、将来のことが不安になったり、過去や未来のことを気にかけしまう心がザワザワしてきてなかなか寝付けなくなります。
その気持ちを上手くコントロールできないと寝不足になり、ストレスが溜まってしまい、ネガティブ思考になってしまい不眠症などを引き起こしてしまいます。
マインドフルネス瞑想は、過去や未来を意識するのではなく、今この現実をあるがままに観察する事で、今に意識を集中させていきます。
マインドフルネスを繰り返す事で、集中力が高まり、呼吸に意識を集中できるようになり、心が落ち着いて、自分の身体の感覚に気づく事ができます。
人は豊かな環境に囲まれていても、自分の足りないところに意識が向いてしまい思い悩んでしまいます。
また、マイナス思考と向き合う事が出来ずに、何度も、今の自分から目を背けそうになりますが、マインドフルネスを続けていくうちに心が解放されて自分を信じられるようになるでしょう。
何もしないでありのままの存在している自分を意識していきます。
マインドフルネスとセロトニンの関係
マインドフルネスでしあわせホルモンと言われるセロトニンを増やす事ができるのでしょうか。
目覚めが悪かったり、不安になったりする原因にセロトニンの分泌の低下が考えられます。その他にもセロトニンの分泌が低下すると、落ち込みやすく、集中力の低下や頭が重くなったり、イライラする症状が出てきます。
その状況が長く続くと「うつ状態」や「うつ病」を引き起こす原因になってしまいます。
セロトニンは血圧や体温を上昇させます。セロトニンがきちんと分泌されていると、朝の目覚めが良くなり、日中もパワフルに活動できると言われています。
集中力がアップする為に、学習能力がアップして、勉強や仕事が上手くいきます。
セロトニンが豊富に分泌されるとストレスにも強くなるので、ストレスに立ち向かえるようになります。
その為に、仕事や学校などで嫌なことがっても、その時の気持ちをずっと引きずる事がなくなります。
怒りや悲しみなどのネガティブな気持ちではなく、前向きな思考に感情をコントロールする事ができるようになります。
感情をコントロールできるので、衝動を抑制する事ができたり、何かに依存したりする気持ちを防いでくれます。
セロトニンを増やすには、リズミカルな運動が良いと言われています。ジョギングやサイクリングをするのもいいのですが、マインドフルネスも同じ効果があります。
マインドフルネス瞑想法はセロトニンを増やすのに適した瞑想法として知られています。
マインドフルネス呼吸法を朝行う事で夜の寝つきが良くなります。セロトニンを午前中に正常に分泌させると体内時計を正常に保つ事ができます。
セロトニンは「幸せホルモン」や「幸福物質」とも言われていてまだまだいろんな可能性があります。
マインドフルネスのやり方
マインドフルネスを始めるに特別な道具などは必要ありません。しかし、最初は集中しやすいように静かなリラックスできる場所をオススメします。
慣れてくればちょっとした隙間時間でもマインドフルネスを実践する事ができるようになります。
1回の瞑想時間は、あまり長くない10~15分が理想です。
マインドフルな状態になりやすくするためのポイントとして姿勢を作ることが大事です。姿勢をきちんと作ると呼吸がしやすくなるので集中してマインドフルネスを行いやすくなります。
背筋をまっすぐ伸ばして、首や肩をリラックスさせて、どこにも力が入っていない状態にします。
下半身をどっしり構えて、上半身をリラックスさせた状態が一番良いと言われています。
「姿勢を整える」ことを「調身」といい、姿勢の乱れは心の乱れに繋がっていると言われているので「調身」はとても重要です。
①背もたれのあるイスに、背筋を伸ばして、姿勢を真っ直ぐにして座ります。
椅子ではなく、畳やフローリングに座っても構いません。自身の楽な姿勢で取り組みましょう。
②顔、首、両肩、腕と徐々に力を抜いていって、上半身を脱力していきます。
③目をとじて両手を膝の上に軽く置きます。
④鼻から3秒吸って口から5秒はく呼吸に集中します。(鼻から吸って鼻からはいてもOK)
⑤呼吸に意識を集中しながら、お腹が膨らんだ減っこんだ胸が広がったなどと身体の変化を感じる事で「今ここ」に集中しやすくなります。
マインドフルネスは、呼吸のみに意識を集中させます。その他の感情や雑念を客感的に捉えます。そして自分を解放てきるように持っていきます。
マインドフルネスによって心身のバランスが整います。
マインドフルネス身につけると、好きや嫌いなどの偏見なしに、物事をありのまま受け止めることができるようになります。
マインドフルネスは、ストレスの軽減や不安を取り除くだけでなく、ビジネスや学業のパフォーマンスも上げてくれます。
いかがでしたか。マインドフルネスでセロトニンを増やす事によって得られる事はたくさんあります。
マインドフルネス瞑想を毎日行うことで、セロトニンも正常に保つ事ができます。