アメリカのエグゼクティブから話題となり広がった「瞑想」。
世界中に広がりブレイクしています。
本当の自分を再発見し、心の強さや柔軟さを身につけられるのがその魅力です。
しかし瞑想は宗教色が強く、苦手意識がある方も多いのも事実。
また瞑想を始めてみたものの、効果がないのでは?という声もあります。
そこで今回は瞑想の体験談を含め、その効果をお伝えします。
今後の参考になさってください。
瞑想とは?
瞑想とは「心を落ち着かせて自分と向き合い、今この瞬間の感情を知ること」です。
日々、仕事・プライベート・家族の問題などで脳は常に働き続け、疲れています。
次の行動に向けて意識を向けようと試みても、雑念が湧き上がり一歩踏み出せないことも。
踏み出せない一歩に苛立ちや緊張を覚え、冷静に物事を判断できなくなることもあります。
そんな時瞑想を行うことで、意識的に自分の感情を深く内観することが可能に。
普段なら見過ごしてしまうような感情をもキャッチ、抱える不安やストレスを客観的に観察。
今必要な感情だけをピックアップして、目の前の優先事項に集中できる状態を作ります。
瞑想のメリット
人間は1日に6万回も思考を繰り返し、その75%がネガティブと言われています。
意識的に止めなければ、ポジティブになるのは難しいのです。
さらに、湧き上がる感情に対してジャッジすると、心はさらに悲観的に。
瞑想を習慣的に行うことで、ネガティブな感情を軽減することができます。
また思考パターンを客観的に見ることで、自分の思考をコントロールする力も身につくと言えます。
瞑想の効果
①ストレスの軽減
瞑想を行うと、次々と浮かぶ雑念を確認するだけで、振り回されることがなくなります。
不安や心配にとらわれることなく、フォーカスすべき思考に集中できるので焦りや緊張も解決。
ストレスとなる感情を手放すことができるので、メンタル面が強化されます。
②自分に自信が持てる
仕事で緊張している時は様々な雑念が湧き上がり、パフォーマンスが低下します。
低下することで自分を批判し、攻めることにもなりかねません。
瞑想を行うことで、自分の感情を分析しコントロールでき、自分を見つめ直すことができます。
心が落ち着くことで落ち込みにくく、本来の力が発揮できるため自分に自信がつきます。
③ポジティブに考えられる
瞑想を行うとストレスがなくなり、自分に自信が持てるためポジティブな考え方ができるようになります。
ストレスや緊張がなくなると、副交感神経が優位となり穏やかに気分に。
落ち着いた行動も取れるようになります。
④人間関係の向上
瞑想を行うことで、ストレスを軽減し、自分にも自信が持てるため心の余裕ができます。
またポジティブな思考になるので、周りとの関係性も向上。
心に余裕があるため、相手の変化にも気づきやすく、気遣いができるので信頼度も上がると言えます。
瞑想は効果がないと言われる理由
①劇的な変化を期待する
瞑想は1度行っただけで劇的に集中力が上がったり、ポジティブな思考になるわけではありません。
毎日の習慣にすることで、少しずつ効果が現れると言えます。
継続的に瞑想を行ってみましょう。
②目標なく始める
漠然と目標なく始めた場合は、何も得るものがなく効果が理解できない状態になります。
瞑想することでどのような結果を得たいのかを明確にしましょう。
まずはリラックすることを目標に始めてみましょう。
③雑念をジャッジしすぎる
瞑想になれるまでは雑念が湧き上がることがよくあります。
その雑念に対してジャッジしすぎると、瞑想に集中できなくなり、結果として効果が得られないと感じます。
雑念は雑念として認識する、または川の流れに流すように手放せば問題ありません。
瞑想を始めるにはアプリなどを利用すれば、より簡単にできるようになります。
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瞑想の前の準備
①環境作り
一人になれる静かな場所を選びましょう。
服装はできるだけ締め付けのないものを選ぶことも大切。
心が落ち着く音楽や香りがあると効果がアップします。
②調身(ちょうしん)
調身とは姿勢を正しくすることです。
姿勢と心はつながっているので、姿勢を正せば心も整い、呼吸もしやすく血流も良くなります。
③調息(ちょうそく)
調息とは呼吸を整えることを意味します。
瞑想を行う場合は腹式呼吸(鼻で吸い、鼻で吐く)で、深く息を入れて心を整えます。
④調心(ちょうしん)
調心は心を整えること表しています。
姿勢・呼吸・心を整えて「今、ここ」に意図的に意識を集中させます。
瞑想のやり方
①椅子に座って姿勢を正し、目は閉じるor半眼で斜め下をぼんやり見ます。
②鼻で空気を大きく吸って、お腹の膨らみを感じます。
③鼻で空気を吐き切り、お腹の凹みを感じます。
④雑念が湧き上がったら、川に流すように手放すイメージをします。
⑤心が落ち着いたことを感じたら、意識を戻すようにゆっくりと目を開けます。
15分から20分が理想的ですが、最初は1分からでも構いません。
タイマーなどを使って、時間を決めて行うことをおすすめします。
腹式呼吸が難しいと感じた場合は、吐く方を口からにし、徐々に慣れていきましょう。
瞑想で効果があった人の体験談
瞑想の効果で記載したこと以外にも、効果があった体験談として以下のことが挙げられます。
①パフォーマンスの向上
「今、ここ」に意識を意図的に集中できるため、雑念がなくなり仕事に没頭。
注意力・集中力がアップし、パフォーマンスの向上につながるため、会社での評価もアップ。
②睡眠の質の向上
寝る前の瞑想で心を落ち着けるため、寝つきもよく寝不足が解消。
日々の感情をリセットして眠れるため、睡眠の質が向上。
③便秘解消
ストレスがなくなるため、すっきりと眠れることにより血行がよく免疫力がアップ。
十分な睡眠から腸機能が活発となり、便秘解消に。
まとめ
今回は瞑想と効果、そして体験談などをご紹介しました。
瞑想をご自分の生活にどう取り入れるかで、その効果はしっかりと現れます。
また期待すべきゴールを設定すると、瞑想を習慣にすることが楽しくなると言えます。
ご自分を常にベストの状態に整えれるため、瞑想を習慣にしてみませんか?