マインドフルネスの効果

朝礼にマインドフルネスを取り入れると仕事効率がアップする?

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「特別に考え事しているわけではないけれど、今日一日会社での仕事がはかどらなかった」とか、主婦の方で「今日一日、なんとなくダラダラと過ごしてしまった」という経験はありませんか?

こういう場合、何が原因だと思いますか?

体調不良など理由がはっきりしている場合もありますが、何も原因がないのに気力がわかないということもありますよね。

私は時々家庭菜園で草取りをするのですが、夢中になっているときはあっという間に草取りが終わるのに、草取りに集中できないときはなんとなくダラダラと作業を進めて、同じ時間でも作業効率が全く違いますね。

こういったこともありませんか?普段は部屋の掃除もダラダラとしがちなのに、先に予定があるときや急に「今から○○分後にお邪魔します」という連絡があったときの部屋の片付けの速さ!

気を使う相手だと尚のこと、ただひたすら部屋の片付けに集中しますよね(笑)。(普段から片付けておけばよいのでしょうが…)

ここで思ったのは、何かに集中しているときとしていないときでは、はるかに作業能力に差が出るということ。

家事や草取りなどは個人的なことなのでさほど問題になりませんが、仕事となると集中できるかできないかは大きな問題ですよね。

マインドフルネスとは?

このごろ「マインドフルネス」という言葉を知っている人が、増えてきたのではないでしょうか?

テレビや雑誌などで特集が組まれたり、書籍やセミナーなども数多く開催されていますよね。

マインドフルネスとは、一言でいうと「集中力を身につける技法」といっても過言ではないでしょう。

マインドフルネスを行うとき、「あること」に集中して頭の中をフリーにしますので、ストレス低減やリフレッシュ感覚を得るようになります。

マインドフルネスはもともと心身症患者の痛みやストレスを低減するために開発されたものですが、ストレス改善だけでなく集中力や判断力の向上、記憶力の向上などさまざまな効果が認められたことから、今では病院だけでなく企業や教育機関などでも取り上げられるようになりました。

朝礼にマインドフルネスを取り入れると仕事効率が上がる?

現代は家庭でも職場でも、ストレスを抱えやすい環境だといえますね。

たとえば職場の人間関係だったり、仕事のノルマ、子供の教育問題、親の介護の問題など挙げたらきりがありませんが・・・。

実際のところ、悩みや身の回りに問題が生じているとなかなか仕事に集中できず、能力が発揮できないものです。

会社にとって社員の質は生産性にかかわり、業績にも大きく影響してきますので、会社が社員の質を上げるためどのようにアクションを起こすかが、会社発展のカギともいえますね。

Googleやインテルなどの大企業は、社員教育にマインドフルネスを早くから取り入れていますが、日本の会社で取り上げているところはまだ多いとはいえません。

生産性を上げるためには仕事の知識の前に、社員の健全な心や能力を最大に発揮するための集中力を身につけることが重要といえるでしょう。

仕事効率を上げるために、朝礼にマインドフルネスを取り上げるのは、非常に効果的ですね。

朝から仕事に集中している社員の行動は、仕事の処理も移動もスピーディーで、いかにも「できるサラリーマン」といった感じ。

このような社員は判断も的確なうえ発想も豊かなことが多いため、上司からは頼りにされ同僚からも信頼を集めることでしょう。

マインドフルネスのやり方

マインドフルネスのやり方は、基本ゆっくりと呼吸をして、その呼吸に意識を集中させるといったものです。

立ってでもできますので、朝礼の5分を使って全員でやってみてください。

・立った状態で胸を張ります。
・ゆっくりと呼吸をはじめますが、息を吐くときは吸うときのおよそ2倍の長さで吐くようにしましょう。
・腹筋やおへそ辺りの丹田が膨らんだりへこんだりするのを意識してください。
・目は閉じていたほうがやりやすいのですが、立ってする場合はふらついて危険ですので、半目になって正面1m離たとこ ろに目を向けてください。
・何も考えず、呼吸だけに意識を集中させます。

まとめ

最初は、呼吸に集中していてもすぐに何かの考えが頭をよぎり、集中が途切れることがありますが、気にかけずまた呼吸に集中してくださいね。

マインドフルネスを続けていくうちに、雑念がわかなくなります。

マインドフルネスはストレス改善法でもありますので、会社から帰って家の中でゆっくり行うと、一日の心身の疲れが取れ脳もリフレッシュされることでしょう。

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